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[後編]長期インターシップで学んだこと(NISSHA株式会社)

3.8 撮影演習

主にデジタル一眼レフカメラと三脚の使い方を学びました。
デジタル一眼レフカメラはレンズの取り付けをする必要があるので付け方と注意事項を学びました。デジタル一眼レフカメラ、レンズはとても高価なものなので使わないときはキャップをして、レンズを取り付ける際は落とさないように首にかけることが大事です。
撮影モードにはAvモード、Tvモード、Pモード、Mモードの4種類がありますが、初心者でも扱いやすいPモードで撮影しました。このモードで自分が設定する項目は4つあります。1つ目がピントの合わせる位置です。レンズを除くと赤い長方形があるのでカーソルでピントの合わせたい位置に移動させます。2つ目がISO感度です。ISO感度というのはカメラが光を捉える能力を表しています。つまり、暗いものを撮るときは感度を上げて、明るいものを撮るときは、感度を下げるとうまく撮影することができます。例を挙げると、晴れている日は200、曇りの日は400、明るい室内は800、窓のない室内は1600から3200の感度にするのが目安だそうです。感度を上げるとシャッタースピードが遅くなるので、F値を下げてシャッタースピードを速くするか、三脚を用いてブレを防ぐ必要があります。3つ目がF値です。F値を小さくするとピントが合っているところと合っていないところの差が大きく現れます。人物をメインで撮るときはF値を下げて撮影します。F値を大きくするとピントが合っているところと合っていないところの差が小さく現れます。全体を撮りたいときはF値を大きくして撮影します。F値を大きくすると、シャッタースピードが遅くなるので三脚を用いるか、ISO感度を小さくする必要があります。
4つ目が露出補正です。露出補正を大きくすると明るくなり、小さくすると暗くなります。
撮影をする際、気を付けた方がいい点を賀集さんが教えてくれました。1つ目が背景と人物をある程度離して撮影することです。そうすることで背景がぼけやすく、人物をはっきりと撮影することができます。2つ目が照明の位置です。照明の位置によっては顔に影が生じることがあります。
3つ目がいろんな角度やポーズを加えて撮影することです。今まで、私は真正面から撮影することが多かったですが、少しポーズを加えたり、体の向きを変えるだけでより良い写真が撮れることを学びました。今後、写真を撮る機会はたくさんあると思うので、実践していきたいと思いました。

3.9 Photoshopの操作

新聞作成をする上でphotoshopの操作を学びました。PCはMacを使用しました。

新聞作成に用いた切り抜き方法は主に二つあります。
一つ目はペンツールを用いた方法です。この方法の長所はなめらかに切り抜きができることです。人物を切り抜いて背景が同一色のときに向いています。しかし、細かく切り抜くのは難しいので画像合成には向いていないです。
二つ目はクイック選択ツールを用いた方法です。この方法の長所は細かいところまで自動で選択することができることです。風景と人物の画像を合成するときに向いています。しかし、細かいところまで選択されてしまうので髪の毛などががたがたになって不自然に見えてしまうこともあります。
髪の毛を切り抜くのはこの方法だけではうまくできなかったのである工程を一つ加えました。選択範囲の選択とマスクを選択します。次にエッジの検出で半径の大きさを大きくします。このとき、スマート半径にチェックを入れます。そうすることで髪の毛の部分を比較的滑らかに切り取ることができます。エッジの検出で半径を大きくすると髪の毛以外の部分にも影響されるのでマスクを選択してブラシツールで微調整していきます。

人物の加工は主に人物のレイヤーをスマートオブジェクトに変換してから、フィルターのCamera Rawフィルターを選択して編集しました。今回の新聞のテーマは「かわいい」であるのでそれに合わせて編集しました。色に温かみを出すために色温度を少し大きくします。比較的人物の画像が暗かったので露光量を大きくして明るさを調整します。露光量を大きくすると、少しぼけた感じになるので引き締まって見えるように黒レベルを小さくしました。そうすることで暗めの部分がくっきりと発色されます。最後に明瞭度を下げるとかわいいテーマに沿った画像を作成することができます。

建物や風景はトーンカーブを用いて加工しました。トーンカーブは、右上に行くほど明るく左下に行くほど暗いです。暗い部分を明るく、明るい部分を暗くしたいときは逆S字状に、暗い部分を暗く、明るい部分を明るくしたいときは、S字状にするとうまく編集することができます。建物や風景はトーンカーブをS字状にするとくっきりとした画像になり、きれいに見えるようになりました。

背景をあまり見せたくない画像にはぼかしフィルターを用いました。選択範囲を決めてからぼかしフィルタを用いると背景だけをぼかすことができます。しかし、人物が写っている写真の場合などは頭の周りが黒くなってしまいきれいに見えないです。そこでスポット修復ツールとコピースタンプツールを用いて黒い部分を修正しました。手順としては最初にコピースタンプツールを用いて黒い部分に背景の色を貼り付けました。そうすることで黒い部分を消すことはできました。しかし、背景の色に差が生じて、加工したというのが分かるので、自動修復ツールを用いて背景の色との差をなくし、馴染ませることができました。

4 学外実習から学んだこと

今回の学外実習で学んだことは、写真で記録することの大切さを学びました。今までは特に写真に対して興味を持てなかったけど、記憶を呼び起こすことができるのは写真の良いところでもあるので、何でもいいので写真を撮ろうと思えるようになりました。また、正確な情報を伝えるためにも写真は欠かせないものです。現在、当たり前のように写真を撮って、簡単に正確な情報を伝えることができます。しかし、写真がない時代では絵や文字だけで記録していたのです。昔を知ることで、現在の当たり前なことに対して深く考えることができます。今まで私はいつも未来のことに目を向けていましたが、過去を知ることは現在の当たり前に対して深く知るきっかけになるので、歴史に対しても興味が持てるようになりました。
次にNISSHAの社員にインタビューをする経験をしたことで、コミュニケーション能力は大切であると実感しました。インタビューをする際、あらかじめ質問を決めていたのですが、相手の応答に対して、臨機応変な質問ができたりすると、さらにスムーズなインタビューにもなり、より内容の深い話が聞けると実感しました。また、コミュニケーション能力が高いというのは相手の表情が笑顔になり、自然な顔付きになります。実際に撮影するとき、撮影される人に対して話しかけて撮影するほうが良い写真が撮れます。これらのことはインタビューと撮影の経験をしたので、分かることができました。
新聞作成を通して学んだことは、自分の納得のいくものを作ることはとても時間がかかるということです。今回は12ページの新聞を作成しましたが2週間もかかりました。たった12ページのものであっても、そこにはデザインのレイアウト、インタビューの内容をまとめる、画像処理などが含まれておりとても時間がかかることが分かりました。設定された期間内で自分の納得いくものを作ることはやりがいもあり、大変でもありました。実際、会社に入ったら、自分の納得するものではなく、お客様のニーズに応える必要があるのでさらに難しいことが求められると思いました。
どの企業であっても、どの部署であってもお客様のニーズを考えることが一番大切であることを学びました。これを実現するためには客観的な視点を持つことが一番です。客観的な視点というのはすぐに身につくものではないので、日常生活から人に対する思いやりを意識することが大切であると思いました。
画像処理を通じて学んだことは、ある問題があったときに、自分で問題を解決できる能力が重要であるということです。自分で問題を解決するにはいろんな視点から物事を観察する必要があります。大学での研究を進めていくにあたって、たくさんの問題にぶつかると思うので、そういう機会を無駄にせず、大学の授業や研究に取り組みたいと思いました。

5.学外実習の感想

10日間の学外実習は思っていたよりもあっという間でした。10日間あるからこそ、NISSHAという会社について深く知ることができ、職場の雰囲気を知ることもできたのでとても有意義な時間でした。元々、photoshopや画像処理に対して興味があって、実際、仕事ではどのようにして使われているのかを知れたのも大きな収穫でありました。大学で学んできたものが社会人になって必要なのかと疑問に思うことも多かったが、授業で習った内容が少し出てきたりすることもあったので、大学の勉強のモチベーションを上げるきっかけになりました。